PEEKの射出成形
PEEKの納入実績数
「10社以上100製品を超える納入実績あり」
難しいテーマでも是非当社にご相談いただければと存じます。
下記フォームより、お気軽にお問い合わせください。
PEEKの加工事例(一部をご紹介)



PEEKの扱いについて
PEEKとは/PEEKの扱いについて
弊社のホームページをチェックされる貴重で希少なステークホルダー様に、PEEKの特徴、つまり、耐摩耗性、耐熱劣化性、機械特性、耐熱水性、耐放射線性、難燃性、寸法安定性、絶縁性、耐薬品性に優れていて、まさしくエンプラを超えたスーパーエンプラであることをわざわざお伝えする必要はないと思っています。要は、PEEKを使って、どれほどのレベルの射出成形品を生産できるかということと、PEEK製品が必要ではあるが、射出成形品として成立する設計、金型製造、射出成形技術、製品になった後の品質管理などをお聞きになりたいのではないかと考えております。
弊社は1988年頃より、当時はあまり用途が見当たらないPEEKの射出成形の技術開発に着手致しました。
きっかけは世界シェアNo.1のチェーンメーカー様からの無給油チェーンローラーの試作依頼です。四苦八苦を重ねてそれに成功しました。できないだろうと言われた形状ができたので、その後数種類のチェーン関連部品の試作を重ね、PEEKを扱う難しさを知ったと同時にその成功体験も得ることができました。それから10数年の間に、世の中が一変し、液晶や半導体の需要が増えていきました。そこに必要となった特性を持つ素材であるPEEKに着目が集まり、実績のある弊社にも多くの引き合いが舞い込んで参りました。
2022年現在ではPEEKを使用する部品の生産実績は、半導体製造装置用部品や鉗子などの医療機器用部品など、100点を優に超えております。
この長年の生産実績は今からPEEKの射出成形に取り組もうとされる成形メーカーさんには超えるべき壁が分厚く高く大き過ぎるので、お客様の御要望を満たす成形メーカーを見つけ出すことが、なかなか困難であるのが実情です。もし見つけられても、安心して任せられないという現実があります。ダイプラではそんなお客様のご要望にお応えできるよう、親身になって情報を提供し、お客様の製品開発に尽力したいと考えております。ご興味のあるお客様は是非弊社の門を叩いていただきたいと存じます。
「打てば響く」PEEK射出成形のダイプラにお声がけ頂きたいと存じます。
PEEKの切削から射出成形への 切り替えのご提案
切削加工と射出成形で迷われている方はぜひ下記ページをご覧ください。下記ページでは、切削部品を射出成形に置換する5つのメリットと5つの懸念点(デメリット)をご紹介しています。
切削部品を射出成形に切り替えをするメリット
- コストダウンが可能
- 製品(部品)の軽量化
- 納期短縮(短納期対応)
- 金属部品(真鍮、ステンレスのナットやボルト等)との一体成形ができる
- 幅広い材料のグレードに対応
PEEKの成形加工が得意な理由
ドイツ・ARBURG(アーブルグ)社製の射出成形機
国産機械ではスーパーエンプラに対応するための加熱筒などをオプションで追加する必要があることが多いですが、アーブルグの成形機はそれを標準で備えています。これによりPEEKやその他の高粘度樹脂も問題なく成形することができます。弊社が保有するアーブルグの成形機は、油圧式でありながら電動式並みの精密制御ができる優れものです。
⇒設備情報はこちら
ほぼ毎年新しいモデルに更新

現在保有している成形機11台は全てアーブルグ製で、ほぼ毎年新しいモデルに更新しています。最新の成形機でお客様にいつも良好な製品を量産できる体制を整えて参ります。
⇒設備情報はこちら
主な納入先
医療機器メーカー

日本を代表する医療機器メーカー様の数社と取引があり、他社成形メーカー様では生産が難しいとされるPEEK材の精密部品や、インサート成形部品の製造をお任せいただいております。
半導体製造装置メーカー

半導体製造装置に使用される部品は、現在数社の装置メーカー様に納入しており、長年の実績があります。
産業機器メーカー

産業機器に使用される部品は、現在数社のメーカー様に納入しており、長年の実績があります。
制御機器(センサー)メーカー

制御機器に使用される部品は、現在数社のメーカー様に納入しており、長年の実績があります。
難しいテーマでも是非当社にご相談いただければと存じます。
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PEEKに関するよくあるご質問
Q
PEEKの実績はどのくらいありますか?
A
弊社は10社以上のお客様よりPEEKの案件をお受けいたしまして、今までに100製品以上の成形をさせていただいております。サイズは手の平より大きなものから、指先に乗る小さなものまで成形しています。
Q
PEEKの耐熱温度はどれくらいですか?
A
PEEKは連続使用温度が約250℃、短時間であれば300℃近くまで耐えられます。
耐熱性が非常に高く、高温環境でも機械的特性を維持できます。
Q
PEEKの主な特性は?
A
耐熱性/耐摩耗性/耐薬品性/耐放射能性/難燃性/低アウトガス性/安全性
に優れています。
Q
PEEKは金属の代替になりますか?
A
多くの場合でPEEKは金属の代替になり得ます。
軽量化、錆びない、滑り性が良い、絶縁性がある、などのメリットがございます。
Q
PEEKでインサート成形は可能ですか?
A
可能です。
弊社でも多くの実績がございます。
ご依頼の流れ
STEP
01

お問い合わせ
まずは、お問い合わせフォームからご連絡ください。
STEP
02

打ち合わせ/見積
お打ち合わせをさせて頂き御見積を提出。3Dプリンタで形状のご確認を頂くことも可能です。
STEP
03

試作
試作テストを実施いたします。
STEP
04

量産
試作テストで問題ないことを確認できましたら量産して参ります。
PEEKに関する説明動画
どういった製品かMOBIOの方々と話している動画です。
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