射出成形
特長
高精度の射出成形

日本に導入されたARBURGの射出成形機は電動ではなく油圧式ですが、ダイプラでは油圧サーボバルブを使用しています。日本の射出成形機とは根本的な構造が異なり、ノズルセンターからエジェクターロッドのセンターを水平垂直平行に一直線で結べるほどの高精度な成形機で、日本製には存在しないレベルであると言われています。射出の精度は、スクリューポジションを前後に取り付けられたセンサーで感知し、毎ショット正確に安定的に射出応答できるよう制御されています。
設計からの支援に強い

「プラスチックで実現したい製品はあるが、射出成形の知識が無い」や「正式な図面はなく、ラフ画のようなものから設計しなければならない」といったご依頼に対して、スーパーエンプラの黎明期から30年以上の加工実績を持つダイプラは、蓄積したノウハウをもと、良好に量産ができるようにお客様の設計を全面的に支援します。
ダイプラの設計思想に基づいた提案で、お客様が求めるイメージを実現するアシストをします。
PEEKを代表としたスーパーエンプラにも対応

PEEKを代表とするスーパーエンプラ、COPなどの医療用ポリマーなど、市販されている高機能樹脂はほぼすべて豊富な成形実績があり、日常的に量産しております。
小ロット×インサート成形が得意領域

成形機1台に対して、担当者が1人付き添っているので、どうしても人の手が必要なインサート成形を得意としております。
また現場の担当者は金型の段取り替えから生産・検品・梱包まで一貫して対応できるようにしておりますので、小ロットの対応も得意としております。
さらに弊社はPEEKを始めとするスーパーエンプラを多く扱っているため、スーパーエンプラを使用したインサート成形にも対応しています。
実現できる背景や仕組み
ドイツ製の先進的な機械を導入
キーひとつで射出ユニットが横型から竪型になる画期的な成形機を2台(35tと50t)保有しております。竪型で安定的なインサート成形ができ、横型でさらに複雑なインサート成形や全自動成形ができる優れものです。日本国内でスーパーエンプラ製品の量産機としてこのユニバーサルモデルを使用しているのは私たちダイプラだけです。
機械1台につき正社員1人が担当し製造
弊社の生産体制が成形機1台に対して、1人が付き添います。全員正社員で、金型の段取り替えから成形条件の呼び出し・生産・検品・梱包まで全て一貫して対応可能なため、全自動では対応できない手間暇を惜しまないモノづくりが得意です。
ISO認証に匹敵する品質管理体制を構築
品質管理部門を設け、生産の各工程における品質管理の整備、寸法測定、受け入れ検査などを徹底しています。 1年に1回行われる内部監査では、ISO審査官も務める講師の指導を仰いでおり、ISO認証相当以上の高い水準での品質管理体制を築いています。
納入先
医療機器メーカー

日本を代表する医療機器メーカー様の数社と取引があり、他社成形メーカー様では生産が難しいとされるPEEK材の精密部品や、インサート成形部品の製造をお任せいただいております。
半導体製造装置メーカー

半導体製造装置に使用される部品は、現在数社の装置メーカー様に納入しており、長年の実績があります。
産業機器メーカー

産業機器に使用される部品は、現在数社のメーカー様に納入しており、長年の実績があります。
通信機器メーカー

通信機器に使用される部品は、現在数社のメーカー様に納入しており、長年の実績があります。
制御機器(センサー)メーカー

制御機器に使用される部品は、現在数社のメーカー様に納入しており、長年の実績があります。
射出成形の英語ページもご用意しております。