ダイプラが目指す未来
We aim to become a
good company,not a big company.
ビックカンパニーではなく、
グッドカンパニーへ
地域の人が入社したいと思えるような
「いい会社」であること
それが質の高いサービスとお客様からの
信頼につながります
ダイプラの歩み
ダイプラは、高度な技術が必要なスーパーエンジニアリングプラスチックの射出成形に30年以上前から取り組んでいます。
時代に先駆けて先進素材の加工に挑戦し、挑戦を続けるダイプラの歩みをご紹介します。
黎明期 since1958
ダイプラの創立は1958年。創業者である現会長の父はプラスチック成形の職人として働いていましたが、当時は出来高制で製品を1つ作っていくらという時代。創業者は自分で商売をしなければ稼げないという想いからダイプラを立ち上げました。
実家を改装した工場からはじまり、拡声器メーカーからの受注などを通じてしだいに事業は成長。時代は熱硬化性プラスチックから熱可塑性樹脂にシフトしていきました。
スーパーエンプラへの挑戦 since1988
1988年、より性能のよい加工機械を求めた現会長は、最先端の技術を持ったドイツ製の射出成形機を試験的に導入し、難易度の高い特殊な素材の加工に挑戦します。それが当時まだ珍しかったスーパーエンジニアリングプラスチック(スーパーエンプラ)です。
その頃にはスーパーエンプラの仕事はあまりありませんでしたが、あるチェーンメーカーからスーパーエンプラでの部品加工の依頼を受けました。苦心の末、スーパーエンプラを使用した加工に成功。
その後、加工の難しいスーパーエンプラと金属などの異素材を組み合わせたインサート成形技術も可能にし、スーパーエンプラ素材を加工する依頼が増えてきたのです。
ドイツでの気付き since1999
1999年、現会長がドイツに出張した際、大きな気付きがありました。町工場で働く従業員の給与水準が大企業並みに高く、都会に働きに行かなくても、地元の人が地域で豊かに暮らせることに感銘を受けたのです。
このことは、従業員の働く環境や待遇を改善したいと思うとともに、会社をヨーロッパの中小企業のようにしたいという想いにつながりました。
経営的挑戦 since2008
2008年には上場企業と業務連携し、傘下へ入ります。しかし、リーマンショックの影響などにより厳しい時期が続き、再び独立。その後は、会社を立て直すべく、それまでの下請け的に安く請け負う仕事から、高度な技術を活かした高単価な仕事を中心に請ける経営方針に舵を切りました。
紆余曲折を経て、新たにスタートするダイプラは、大きな会社になることよりも、従業員にとって、地域にとって、お客様にとって「いい会社」になることを目指したいという経営の目的が定まったころでもあります。
パーパスの確立 since2012
「ビッグカンパニーではなく、グッドカンパニーへ」という経営目標は「いい会社とはなにか」深く考え、たどり着いた答えです。私たちは、従業員がきちんと休みが取れ、豊かに暮らせる給与を得られる会社、地域の人々に尊敬され、愛される会社がいい会社であると考えました。そして、会社で得られた利益はそのために使うべきだと思いました。
加工費を上げたことで、はじめは受注が得られなかったものの、当社の技術に対して理解が深まり、徐々に高単価の受注を増やすことができ、経営は改善していきました。得られた利益は、働く環境の整備などに還元しています。今後はさらに高付加価値な加工技術に注力し、ダイプラが目指すグッドカンパニーを実現していきます。
ダイプラの約束
私たちは人を大切にすることを第一に、お客様の信頼に応える高度な技術と質の高いサービスを提供します。
そして、プラスチック原料を扱う企業として、環境負荷の低減に積極的に取り組みます。
ものづくり
PEEK樹脂を代表とするスーパーエンプラの精密射出成形で西日本有数の実績! 指先にのるような精密・微小な部品から、手のひらを超える大型部品まで 医療分野、半導体製造装置分野を中心に数百種以上の加工実績があります。
働き方
年間休日128日、残業ゼロ、有給休暇は自由に取得可能。
仕事を通して豊かな人生を送ることを目指し、米国認定のカウンセラーを招いたワークショップも行っています。
地域の人に愛され、尊敬され、「働きたい」と思われるような会社を目指します。
社会的責任
限りある資源である石油を原料とする材料を扱うメーカーとして3Rを徹底。
生産効率をあげることでの省エネルギー、廃棄・再生産にかかる資源の最小化、廃棄物の適切な処理・再利用を行います。
ダイプラの未来
高付加価値型ものづくり力の強化で経営の安定と、従業員の給与水準アップの実現を。
医療業界にも対応できる工場のクリーン化を目標に、さらなる成長を続けます。
医療分野・半導体製造装置分野の高精度射出成形に注力
PEEK樹脂は、耐熱性や耐薬品性に優れた材料です。
PEEK樹脂を活用した射出成形のプロフェッショナルとして、
医療分野・半導体製造装置分野に求められる高精度な射出成形、インサート成形のニーズに応えます。
将来的には医療分野の製品製造に適したクリーンな新工場の設立を目指し、事業のさらなる安定化と成長を推進していきます。
給与水準の向上という目標の達成を目指します
ドイツの町工場で学んだように、従業員が自己実現をしながら地域で豊かに暮らせる環境を作ることはダイプラの大きな目標のひとつです。
現在までに、働き方(年間休日128日、残業ゼロ、有給休暇は自由に取得可能)の環境は整えられており、
あとは給与水準を上げるべく頑張るのみです。
遠くに働きに行かなくても「東成区にいい会社あるやん」と思われるような会社を目指し、ダイプラは今後も成長し続けていきます。
プラスチック材料を使う企業としての責任を果たし、
SDGsの実現に積極的に取り組みます
ダイプラでは、石油を材料とする原料を扱うメーカーとして、地球環境への負荷を低減する取り組みに積極的に取り組んでいます。
廃棄・再生産になる不良ショットやクレームをなくすことは、資源を最小限にすることにつながります。
また、短時間で効率よくものづくりを行うことは、働く環境をよくするだけでなく、省エネルギーにもつながります。
ダイプラは、このような取り組みが認められ「ひがしなりSDGsアンバサダー」の第1号に認証されています。
今後も、人にも、地球にも「いい会社」であることを目指し、この活動を推進してまいります。